過去帖(かこちょう)とは、家の故人について記したもので各家庭に伝えられる家系譜のことです。故人の死亡年月日・戒名・俗名が記載されています。その他に出自や続柄、死亡原因などを記しているものもあります。浄土真宗においては位牌ではなく、過去帖を仏壇に供えることが本来の様式とされています。