お墓の移転（改葬）
お墓の移転（改葬）にはお墓ごと移すケースとお骨だけ移すケースがあります。
お墓ごと移す場合、思い入れのある墓石を移転先でもお使いいただけますが、再設置が困難であったり、運搬・再設置の費用を考えると、新設した方が安い場合がほとんどです。お墓の移転（改葬）の際に必要な費用は以下の通りです。
- 移転元の墓石撤去費用
- 移転先の墓地使用料（永代使用料）
- 移転先の建墓費用
- その他手続き費用・お布施
お墓の移転（改葬）のモデルケース
1.墓石をそのまま移転した場合
実際にかかった費用
| 墓所の解体工事（静岡） | 70,000円～ | 墓石の運搬費用（静岡→東京） | 場合による |
| 墓石の再設置工事費用（東京） | 場合による | 外柵リフォーム費用（東京） | 場合による |
２.墓石を新設した場合
実際にかかった費用
| 墓所の解体工事（徳島） | 70,000円～ | 新規建立費用（大阪） | 248,000円～ |
総額:318,000円～
※永代使用料、手続き諸費用、お布施等は含まれておりません。
※墓所によっては、規約・面積等の条件により墓石の再設置が行えない場合があります。
お墓の移転（改葬）の流れ
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移転先の新しいお墓の準備
お墓の移転の際は、移転先の墓地と墓石が必要です。お客様のご希望に墓地と墓石を用意します。また近所墓地でも空き区画がない場合や宗旨宗派の問題もございますので墓地選びは慎重にされることをおすすめいたします。
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新しいお墓の手続き
墓地が決まったら使用のための手続きを行います。ここでお客様に準備していただくものは墓地の「永代使用料」と「管理料」になります。その後新しい墓地の管理者に「墓地使用許可証」「受入証明書」を発行してもらいます。
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墓石の購入～建墓
墓地使用の手続きが済みましたら、次はお墓（墓石）を準備します。お客様のご希望とお墓の広さを踏まえて墓石を決めます。またお墓を建てる際の建墓工事契約は納骨時期に沿って建墓工事契約をします。
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古いお墓のお手続き
墓地・墓石の準備が終わりましたら、移転の準備になります。既存のお墓の管理者に移転の旨をお伝えいただき、承諾を得ます。そこで既存のお墓の管理者に「埋葬・埋蔵証明書」を発行していただきます。※ 納骨堂は収蔵証明書 になります。
既存のお墓のある市町村役場に行き、「改葬許可申請書」「受入証明書」「埋葬・埋蔵証明書」を提出します。その際に「改葬許可書」をもらいます。
※埋蔵証明書は遺骨毎に必要となります。
※「改葬許可申請書」は市町村役場にあります。
※印鑑をお忘れなくお持ちください。 -
古いお墓の「魂抜き」～墓地の整理
お寺様に来ていただき「魂抜き」をしていただきます。魂抜きが終わりましたら、ご遺骨をご自身もしくは石材店により取りだします。また既存の使用していた墓地はさら地に戻す必要があります。
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新しいお墓の完成
専用布で墓地全体をふき上げます。墓所が完成しましたら、吉日を選びお坊様にお願いをして開眼供養をしていただきます。納骨にあわせて開眼供養なさる方も多いようです。
※開眼供養についてはこちら（よくあるご質問） -
新しいお墓への納骨～開眼・納骨供養
新しいお墓が完成しましたらステップ2の「墓地使用許可証」とステップ4で準備した「改葬許可書」を揃えて新しいお墓に納骨します。開眼、納骨供養を行います。
