白御影石の墓石価格と特徴
洋型墓石 | 普通型墓石 | 高級型墓石 | |||
---|---|---|---|---|---|
型式 | 洋型一段 | 型式 | 和型8寸角 | 型式 | 和型8寸角 |
付属品 | 花立・香炉 | 付属品 | 芝台・花立・香炉 | 付属品 | 芝台・花立・香炉 |
198,000円 | 286,000円 | 328,000円 |
白御影石の特徴
メリット(長所)
- 価格が安い
- 最も多く使われている
- 価格の割に品質が良い
デメリット(短所)
- 高価格帯の石と比較すると石質の面で劣る
白御影石は、日本でもっとも多く使用されている石材です。白系で石目が大きく、また流通量が多いため他の石に比べ割安な墓石ですが、インド材等に比べ吸水率が高いです。
中国産の白御影石はいくつか種類がありますが、墓石本舗では安価かつ比較的品質の安定している「623白御影石」をおすすめ石種として掲載しています。
623という番号は、初めの6が中国の福建省産であることを指し、後の二桁が番号を意味します。つまり、623白御影石の場合は中国福建省で23番目に製品化された石材という意味になります。
623白御影石は中国の丁場(採石場)が大きく、大量に採掘を行っています。もともと全国的に外柵材としての使用が大変多い石であり、近年になって墓石材としての使用も増えました。また、海外の石種の場合は石材の輸入コストが墓石の価格へ転嫁されますが、白御影石は丁場が港から近く、価格が安い理由のひとつとなっています。一方、墓石に使用する石材は天然の資源であるため、現在と同じ品質で採石することがいつまで可能かどうかはわかりません。今後は丁場の閉鎖も発生する見通しがあり、採掘量の減少や価格の高騰なども懸念されています。
大きな淡い桜色の結晶が入ることもあり、そのため地域によっては白御影石ではなく「桜御影石」と呼ばれることもごく稀にあります。当サイト内では、623は「白御影石」とし、ピンク系色でもっとも人気のある663を「桜小目石」としてご紹介しています。