お彼岸は毎年春と秋にありますが、春は春分の日を挟んで三日ずつ、秋は秋分の日を挟んで三日ずつと決まっています。
2015年（平成27年）は春分の日が3月21日（土）なので、
春のお彼岸は3月18日（水）～3月24日（火）となります。

2015年（平成27年）の秋分の日は9月23日（水）。
秋のお彼岸は秋分の日を中日とした7日間なので、
今年の秋のお彼岸は9月20日（日）～9月26日（土）になります。

また、お彼岸の初めの一日を「彼岸入り」、最後の一日を「彼岸明け」と呼びます。

お彼岸の時期には、ご先祖様に感謝し、供養を行います。
一般的には家族でお墓参りに行くことが多く、季節の花や団子、ぼた餅、おはぎなどを供えます。

なぜ、お彼岸にはこうして供養をおこなうのでしょうか？
実は、春分の日と秋分の日に太陽が真西に沈むことが関係しています。
仏教において、西は極楽浄土があるとされる方角で、そのためお彼岸の時期、つまり春分の日と秋分の日の前後には極楽浄土への道が開かれると言われていたそうです。

実際にお墓参りに行ける方はもちろん、行くことのできない方も、普段はなかなか意識することのないご先祖様への感謝の気持ちを持ちたいですね。