墓石本舗の「輪袈裟」の解説ページです。

墓石本舗用語集:輪袈裟

輪袈裟(わげさ)は、日本で多く用いられる袈裟の一種で、幅5cmほどの布を用いて輪形に作り、首に掛けます。布の端を縫い合わせて全くの輪形にするものと、布の両端を紐で連ねるものとがあります。三衣(さんね)の種子である3文字の梵字を縫いこめて作った〈種子袈裟〉が初めとされ、天台宗・真言宗・修剣道の僧侶が、山野での修行や作務の際に用いました。のちに日本仏教の各宗の間に広く用いられるようになりました。


輪袈裟

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