請花(うけばな)とは、墓石において石塔の下部につけることのある、花を模した意匠のことを指します。 通常は蓮華の花の形で、この加工のされた墓石を「蓮華型」と呼ぶこともあります。一般的には上向きのものが多いですが、ふたつの花が上下を向いて重なった形の加工を行うこともあり、この場合は上下蓮華型と称されます。墓石で請花の加工がある場合、細かな加工であることに加えて使用する石の量も増すため、通常の和型墓石よりも高価になります。