他力本願(たりきほんがん)、他力と本願は同義で、阿弥陀仏が衆生を救済する働きのことであり、その働きは阿弥陀仏の誓われた四十八願に基づくものであります。 世間一般には、自己の主体性を放棄して他人の力だけをあてにして物事を成し遂げようとする依存主義・頼他主義に関して用いられることがあるが、これは語の本来の用法からすれば誤解です。