宿善(しゅくぜん)とは、前世・過去世につくられた善い行為をいいます。「宿」は古いの意を表す。前世でなされた善い行為が根となって良い果報を今世にもたらすことから宿世の善根といいます。宿世の善根が、ある時期になって花が開くことで信心が得られることを宿善開発(しゅくぜんかいほつ)といいます。反対に、宿善が無いことを無宿善といいます。