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墓石本舗用語集:臨終

臨終(りんじゅう)とは、臨命終時(りんみょうじゅうじ)の略。命のまさに終ろうとするときを言います。
臨終に際して心を正し、浄土への往生を期することを臨終正念(りんじゅうしょうねん)と言います。平安時代には、人が命終わる時に心乱れず、平静な心をもって死を迎えることが重視され、身近の人々が念仏をともに称えて、その人が平静な心に往することを助けた例が多いです。時には五色の糸で、絵像あるいは木像の阿弥陀如来の手と死を迎えつつある人の手をつなぎ、正念に往することを助ける糸引きの念仏も行われたました。


臨終

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