墓石本舗用語集:九品(くほん)
九品(くほん)とは、物質や人の性質を3×3で分類したもの。三三品(さんさんぼん)。
現在俗にいわれる上品・下品(じょうひん・げひん)の語源とされる。
またしばしば、九品浄土(9の等級に分けられた浄土)や九品蓮台(同様の蓮台)を単に九品と呼ぶ。浄土教で極楽往生の際の九つの階位を表しており、人の往生には上品・中品・下品があり、さらにそれぞれの下位に上生・中生・下生とがあり、合計9ランクの往生があるという考え方[1][2]。九品仏はそれを表した9体の阿弥陀仏のこと。
九品(くほん)