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墓石本舗用語集:倶舎論(ぐしゃろん)

『阿毘達磨倶舎論』(あびだつまくしゃろん、梵: アビダルマ・コーシャ)は、インドの仏教論書で、説一切有部の『発智論』『大毘婆沙論』(婆沙論)の説を中心に他部派の説も加えて仏教哲学の基本的問題を整理したものである。世親著。略称を『倶舎論』といいいます。
世親が作成した『阿毘達磨倶舎論本頌』 (阿毘達磨倶舎頌、梵: アビダルマ・コーシャ・カーリカー) の600余の本頌に、世親自ら註釈を書き加えたものが『阿毘達磨倶舎釈論』 (阿毘達磨倶舎釈、梵: アビダルマ・コーシャ・バーシャ) で、一般に『倶舎論』という時は後者の『釈論』 のことを指す。なお、「阿毘達磨」 ( アビダルマ) は、 「対」と「法」があり、「法に関して」という意味で、「倶舎」( コーシャ)とは容れ物(蔵・庫)の意で、阿毘達磨の教理の全てがこの中に納められているという意味をもちます。


倶舎論(ぐしゃろん)

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