墓石の産地と種類のまとめ

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墓石の産地と種類のまとめ

2014年09月15日

産地によって様々な石種

墓石の原産国について、個人的な見解でまとめてみました!

こんにちは!墓石本舗サポートセンターのやまもとです。
お墓の石について考える機会って、一生のうちにそうあることではない気がします。
私自身、この仕事をするようになって、初めて意識するようになりました。
墓石の種類はたくさんあります。墓地に行けばわかるように、ひとつひとつ、それぞれ違う石種で建てられています。その上、同じ色でも石目が微妙に違ったり、また、同じ石でも切り出しによって見せる表情が異なったりします。更には、石に触れたときの感触や、軽く叩いた時に返ってくる音の質にもそれぞれ特徴があったり。
今回は墓石の原産国に注目して、個人的な見解で種類や特徴をまとめてみました。

現在墓石に使われている石の産地

世界の墓石の種類日頃産地を見たり考えたりするものって食品くらいでした。皆さまはいかがでしょうか?
お墓に使う石材にも、食品と同じように原産国と原産国ごとの違いがあります。
現在日本で墓石によく使用されている石種は、多くが以下の国で採掘されたものです。

実際は他にも様々な国の石が使われていますが、ひとつひとつ挙げて行くときりがなくなってしまうため、今回はこの三か国の墓石に限って種類と特徴をざっくりご紹介します。

味わい深い高級品!「国産墓石」

国産の石材は、やはり日本の風土によく合い、味わい深い石種が多いと言われています。
日本のもので建てたい!というお客様も多く、そのお気持ちはとてもわかります。
国産の墓石として有名な「真壁石」「大島石」「本小松石」などなど、どれも美しく、他にない趣のある石ですね。
難点としては、国産の石種はどれも価格が高いという点が挙げられます。他国と比べて採掘量が限られていることが大きな要因のようです。国産墓石の最高級品である庵治石なんて、価格がほぼ時価なのだとか。
国産墓石の多くは、希少価値が価格に上乗せされてしまうため、金額だけを見ると割高に思えるかもしれません。
上記のような点から、墓石本舗では価格をお答えできない石種もあります。よく使用される石に関しては出来るだけ目安価格を掲載できるよう努めておりますので、ご了承いただけると幸いです。もちろん、正式なお見積もりにおいては金額をお出しできますのでご安心ください。

経済的で実績豊富!「中国産墓石」

中国産の石というと、リーズナブルな印象があります。実際に、安価な石種の多くは中国産のものです。しかし、品質が悪いかというと、そうとも限りません。墓石に使用する石材は天然の資源ですから、国によって原石の品質が違うとしたら、それは地質の影響なのでしょう。
墓石に使用される中国産の石の多くは産出量が多く、そのために安価な傾向にあります。また、一部の石種は丁場が港に近いため、輸送費があまりかからないといった事情もあるようです。
種類に関しては、中国産の623白御影石は外柵などでどの墓地でも目にするほどのポピュラーな石種ですね。654もグレー系のよく目にする石種です。
最近実際に見たお墓の中では、桜小目石の新しいお墓がとても綺麗でした。洋型の墓石で小さく桜の彫刻がしてあったのですが、色がとてもマッチしていて、そこだけ春を感じさせるような、素敵な佇まいのお墓でした。

硬さと強い光沢が魅力!「インド産墓石」

個人的には、インド材はとにかく硬い印象があります。インドの赤はどの墓地に行っても目に留まります。クンナムに代表される黒系の石のどっしりとした雰囲気も捨てがたいですね。一方、インド銀河アーバングレーKGKなどの白やグレー系の石はでは透明感のある上品さも感じられます。硬くて光沢がある石が多いため、インド材でよく手入れのされたお墓はまるで宝石のようにも見えます。
私はもともと鉱石とかを眺めているのが好きな性格なので、インド産の石材は特に魅力的に感じます。ただ、どうしても価格は高めのものが多いです。

どの国の墓石材にも一長一短があります。墓石に実際にどの石を使用するかは、その石で建てられたお墓を見たり、周りのお墓との兼ね合いを考えたり、その時々の品質の良し悪しも踏まえて決められるとよいでしょう。

墓石本舗のおすすめの石種については、「おすすめ墓石の価格一覧」をご覧ください!


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